彫刻家になるってどんなこと?
○なぜ彫刻家になろうと思ったの?それはいつ?
最初の動機は、手を使ってものを作るのが好きだし、自分の考えで自由にものを作っていきたい、と思ったから。見たことのないものを作りたいとか、見てみたいとか、彫刻を置くことで空間が変化したり、豊かになったり、彫刻が置いてある空間が好き、とか理由はいろいろあります。彫刻はいいな、と思ったのは17、18歳くらい。
○作品をはじめてつくったのはいつ?どんな作品なの?
物体が浮いているような作品。大学3年くらい。
○なぜ作品をつくるの?これからもつくりつづけますか?
気力と体力が続くうちは続けます。
○彫刻家に必要なことって?
好奇心とかでしょうか。創造の源だと思います。
○もし彫刻家じゃなかったら何をしていたと思いますか?
子供のころの夢はパイロット。
つくるってどんなこと?
○知識や技術はどこで知るの?
学校の先生、先輩や職人さん。作品を穴があくほど観察したりとか。
○どんな場所でつくるの?
工房。大きい作品の場合は場所を借りることもあります。
○作品はひとりでつくるの?
基本は一人。特殊な設備や加工技術を必要とする場合は依頼します。
○どんなペースでつくるの?
小さい作品を年に数点。大きい作品は機会ごとに制作。
○今までに何作品くらいつくったの?
30〜40点くらい。
○テーマは、いつ、どう決まるの?
それぞれの作品のテーマは置く場所とか、シリーズとして制作する場合などで決めたりします。自分のテーマはなんとなくあります。
○アイデアは、いつ、どう決まるの?
興味のあるものを眺めていたり、制作途中で次ぎの作品のプランのアイデアが出てきたり、過去の作品から発想したり、いろいろな場面で浮かびます。
○素材や形は、いつ、どう決まるの?
使用する素材はステンレス、アルミ、真鍮など金属が多いです。理由は作品を作っていく上で、テーマを表現するのに適しているし、物理的にも都合が良いし、自分との相性もいいから。
○タイトルは、いつ、どう決まるの?
作品とそのタイトルのイメージは持って作り始めますが、決まるのは最後の方でしょうか。
○どこから作り始めるの?
スケッチから始まって、モデルを作りながら形の詳細を詰めていきます。
○「完成!」はどう決めるの?
場所に置かれたとき。
○材料はどうやって集めるの?
金属材料や建築関連材料の問屋など。
○どんな道具を使うの?
金属加工機械、ハンド工具、溶接機など。
○つくる時間はどれくらい?
数ヶ月から1年くらい。
○つくる時はどんな気分なの?
楽しかったり、辛かったり、悲しかったり。
○つくる費用はどのくらい?
数万円〜数百万円。
○つくる時に気をつけたり工夫してることは?
健康管理。ケガをしないこと。無駄な作業や時間を使わないための手順や工夫。
○つくる前後で何か変化があるの?
次ぎはこうしよう、の繰り返し。
○つくるってどんなこと?
言葉では伝えられない表現への挑戦みたいなものでしょうか。
○これからどんな作品をつくりたいですか?
鑑賞者にとっても、自分にとっても、創造力を刺激するようなもの。夢を感じるもの。
○今までで印象深いできごとは?
関さんってどんな人?
○好きな作家や作品のこと教えて!
○どんなことが好きですか?
○小さな頃、どんな子どもだったの?なりたかったものはなんですか?
外で遊ぶこと。遠くへ行くこと。パイロット。
○行ってみたい場所、また行きたい場所はどこですか?
○美しさとは何ですか?
○なぜUBEビエンナーレに作品を出そうと思ったの?
「雲の上にあるもの」作品のこと教えて!
○中にはなにがはいっていますか?(東岐波小学校4年生)
○階段はどこに続いているのですか?(恩田小学校4年生)
○関さんは雲の上になにがあると思いますか?(小羽山小学校4年生)
○「雲の上にあるもの」では一番どこをこだわりましたか?(西岐波小学校4年生)
「雲の上にあるもの」のここが好き!
○わたしはたまに空を見上げると雲があります。そしてその雲の上には何があるのだろうとかんがえることもあります。でも雲の上には行くことができません。だから、この「雲の上にあるもの」にきょうみがありました。そして、階だんを作るということはそうぞうしていませんでした。とってもすごい作品でした。また見に行きたいです。(西岐波小学校4年生)
○大きくてぼうえんきょうみたいなところがすきだった。ななめになった階段をしたからながめると、きらきらひかりとてもきれいだったのできれいだなぁとおもいました。(西岐波小学校4年生)
○見る角度や方向によって見え方がちがって、階段のある方向から見ると、いつまでも階段が続いていてすごかったからです。(恩田小学校4年生)
○雲の上に何があるか?とそうぞうしたらわくわくしてどきどきしたりしてすごく楽しいからです。(厚南小学校4年生)
